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初心者もまずこの一冊から!「決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法」

 

財務諸表の一般的なイメージといえば、

 

・数字の羅列でそれぞれ何を意味しているのかわからない

・どこから読めばいいのかわからない

 

といったところだろうか。

 

ところが、”Accounting is the language of business” (会計はビジネスの共通言語だ)という言葉があるように、財務諸表を読み解く力はビジネスをする上で必須だ。というのも、財務諸表は会社のあらゆる活動を数値化し、取りまとめた会社のエッセンスだからだ。会社の価値を算出する際も、競争力を図る際も、入口は財務諸表だ。

 

会社の活動は、

 

①お金を集める

②(集めたお金を)資産に投資する

③(投資した資産を使って)ビジネスを行い付加価値を提供し

④利益を上げる

 

という流れである。

 

これらを数字で表したものが財務諸表である。つまり、皆さんの会社での活動も全て財務諸表に表現されているのだ。

 

財務諸表は主に、A:貸借対照表、B:損益計算書、C:キャッシュフロー計算書の3つで構成されている。

 

この3つはそれぞれに役割があり、密接に繋がっているのだ。この繋がりを理解すると、無機質な数字の羅列だった財務諸表が、急に血が通った会社のストーリーに見えてくる。まずはそれぞれの役割について見ていこう。

 

 と思ったが、言葉で理解するよりも、図解して大きな流れを理解することのほうがよっぽど大事だ。普通のビジネスパーソンは会計の専門家になる必要はない。会社の事業活動の全体像や流れ、強み弱みを理解し、課題を見つけ、次のアクションに繋げれば良いのだ。

では、早速見ていこう。

 

貸借対照表と損益計算書は以下の通り繋がっている。

 

(図は明日掲載)

 

細かいことは気にする必要はない。この大きな流れを理解できていれば良い。これでだいぶ財務諸表の見え方が変わるはずだ。

キャッシュフロー計算書との繋がりは、本書をご参照頂きたい。

 

私は元々会計には興味が無かったが、ちょっとしたきっかけで本書を手に取ったことで、会計の面白さに気づき、米国公認会計士試験に合格するほどのめり込んだ。

 

“Accounting is the language of business”

 

会計というビジネス上での共通言語が理解できると仕事に深みが増し幅も広がる。

是非本書を手に取り、きっかけを掴んで欲しい。

 

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)